勉強して人生変えよう

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序章3

天風先生の誕生

心身統一法を完成させた天風は36歳となり、いつしかその胸の病は消えていました。その後、孫文政権の政治顧問や東京実業貯蔵銀行の頭取などの会社重役を務め、実業界でも大きな活躍をしました。

この時点で天風は、世俗の欲望をすべて満たした成功者となりました。しかし、なんとなく心がはれない、充足感がない、実業界で名をあげれば上げるほど、そこに残るのは空しさばかりでした。そこで大正8年、43歳の時、天風先生は突如、すべての社会的地位や財産を捨て、救世救民のための「統一教会」のちの天風会を組織したのでした。

といっても、最初から天風会は順風満帆ではありませんでした。公園で2・3人の聴衆の前で大道説法をする日が続きました。しかし、その活動でをもって、天風は「先生」となったのです。

そして、同年9月、時の内閣総理大臣原敬と会い、「この人は大道で公演させておくような人ではない」と絶賛され、うわさが広まり、政界・財界・官界の大物が続々と集まり始めた。

そのメンバーは、東郷平八郎後藤新平山本五十六松下幸之助稲盛和夫北村西望などそうそうたる面子であった。

 

ここまでが大雑把な略歴です。だいぶ飛ばしたところもありますが……

まあとりあえずいろんな業界のすごい人が師事したすごい人ってことですね。

では、そんな天風の思想の魅力とはなんだったのか、、、

次回に続きます。