学問
第2部―理性的に考えるための方法― まずデカルトは、理性的に考える前に、一般的なものの考え方についてこう説きます。 また私はこう考えた。書物の学問、少なくともその論拠が蓋然的なだけで何の証明もなく、多くの異なった人々の意見が寄せ集められて、 次…
「理性を正しく導き、学問において真理を探究するための方法の話」 方法序説 (岩波文庫) 作者:デカルト,谷川 多佳子 発売日: 2014/12/18 メディア: Kindle版 今回はデカルトです。 本来は『方法序説』ではなく、刊行当初は見出しの通り『理性を正しく導き、…
今回は「死の説教者」です。 副題はいつも通り、自前です。 まず要約すると、ツァラトゥストラによれば、 「世の中には死を説教する者が多く、一方で、死んでもしょうがない人間が充満している」と言います。 以下はその、「死の説教者」についての例です。 …
三段の変化―精神についてー 最初はこの話です。※副題は自分でつけてます。 この話がとても比喩が利いていてとても好きです。 意味はわかるようなわからないようななんですが、 多分自分で解釈して腹落ちすると良いのかなと勝手に思っています。 さて表題です…
今回は『ツァラトゥストラはこう言った』上(岩波文庫)をやっていきます。 他の解説はどうしたと、ツッコミが飛んできそうですが、実は家の本棚を片付けて実家に送ってしまい、解説していた本があちらこちらにいってしまいました…orz なので、借りてくるこ…
闘う哲学者 中島義道 ※著者に関しては、敬称略となっています。 世の哲学入門書は、哲学をあまりにも無害なもの・品行方正なもの・立派なものとして語り過ぎる。私の考えでは、哲学とはもう少し病気に近いもの、凶暴性・危険性・反社会性を濃厚に含み持つも…