勉強して人生変えよう

某有名サイトの影響で始めました。目標:毎日アウトプット。

アイデアのつくり方ーその具体的方法 その⑴ 特殊資料ー

さて、前回はアイデアマンの思考法について解説しました。 前の記事を読んでくださった方はこう思うかもしれません。 「思考法についてはわかったけど、じゃあ具体的にどうやればいいんだ?」 今回からその具体的方法について、お話していきます。 正直長い…

アイデアの心ーその思考法ー

アイデアを作り出すための二つ さて、前の記事で「アイデアを出す人」について、書きました。ただ、最初に読んだとき、「じゃあどうすればそれになれんねん!」と、思いました(笑)ただ、流石ベストセラー、ちゃんとあとに書いてあるのですね。それは2つのこ…

アイデア人間になるためにーパレートの学説ー

誰でもアイデア人間になれる さて、以前の続きですが、やっていきましょう。 みなさんはアイデアが欲しいと思ったことはありませんか? 「会社で何か案を考えてこいと言われたけどどうしたら…」 などなど、大きいところから小さいところまで面白いアイデアと…

孫子-計篇第一-三 戦争とはだましである

戦争は詭道(だまし)である 戦争とは詭道である。それゆえ、強くとも敵には弱く見せかけ、勇敢でも敵には臆病に見せかけ、近づいていても敵には遠く見せかけ、遠方にあっても、敵には近くみせかけ、利を求めているときはそれを誘い出し、混乱しているときは…

孫子ー謀攻篇第三ー三

戦争の原則ー敵味方の実力差ー 故ゆえに兵へいを用もちうるの法ほうは、十じゅうなれば則すなわち之これを囲かこみ、五ごなれば則すなわち之これを攻せめ、倍ばいなれば則すなわち之これを分わかち、敵てきすれば則すなわち能よく之これと戦たたかい、少すく…

第2部―理性的に考えるための方法―

第2部―理性的に考えるための方法― まずデカルトは、理性的に考える前に、一般的なものの考え方についてこう説きます。 また私はこう考えた。書物の学問、少なくともその論拠が蓋然的なだけで何の証明もなく、多くの異なった人々の意見が寄せ集められて、 次…

デカルト『方法序説』(岩波書店)

「理性を正しく導き、学問において真理を探究するための方法の話」 方法序説 (岩波文庫) 作者:デカルト,谷川 多佳子 発売日: 2014/12/18 メディア: Kindle版 今回はデカルトです。 本来は『方法序説』ではなく、刊行当初は見出しの通り『理性を正しく導き、…

ジェームス.W.ヤング『アイデアの作り方』 序

『アイデアの作り方』 アイデアのつくり方 作者:ジェームス W.ヤング 発売日: 1988/04/08 メディア: 単行本 今回はこれです。 うちを引っ張り出していたら、出てきました。 以前先輩にもらったもので、 読む→忘れる→読む→忘れる を繰り返してはここまできま…

孫子ー九変篇第八ー七 故に将に五危あり

将軍には五つの危険なことがある 今回はこれです。 将軍の危険な性質について、語っているのですが、一個人としても通じると考えています。 孫子曰くその五つとは、 ①決死の覚悟で駆け引きを知らないものは殺される ②生きることばかりで勇気に欠けるものは捕…

孫子ー計篇第一ー一 兵とは国の大事なりー戦争に勝つ基本条件ー

最初はここから始まります。 ですが、私はここが最も大切な基本だと考えています。戦争=人生の戦いと考えれば、人生に勝つ術が含まれていると考えるからです。 では、孫子はその基本をどう心得ているのか、以下引用です。 戦争とは、国家の大事である。 …… …

『孫子』金谷治訳註

『孫子』とは? 今回は『孫子』です。学ぶには古典からだなと思いまして、初めて読みました。まあ古くは、三国時代の曹操、武田信玄、ナポレオンや近くはビルゲイツ、孫正義の愛読書であるということ。新書や流行のビジネス書の何倍も意義があると思い、舐め…

わがままと成功の関係を理解する ①

ビジネス書、初めての投稿です。 勝間和代さんにした理由はありませんが、たまたまbookoffで安めに売っていて、買いました。 今のところ読んでいるだけで実践はしていないのですが、 備忘録的に記録していこうと思います。 勝間さんは、大学卒業後、公認会計…

死の説教者ー人生を信じるためにー

今回は「死の説教者」です。 副題はいつも通り、自前です。 まず要約すると、ツァラトゥストラによれば、 「世の中には死を説教する者が多く、一方で、死んでもしょうがない人間が充満している」と言います。 以下はその、「死の説教者」についての例です。 …

喜びの情熱と悲しみの情熱ー生とは情熱ー

今回はこれです。 副題は自分でつけました。(ちなみに『ツァラトゥストラ』の副題はすべて自分でつけてます、勘違いされている方いらっしゃったらごめんなさい) 今回の結論は、副題の通りです。 要するに「ニーチェは生きるってことは情熱をもってなんかす…

三段の変化 -ニーチェが語る精神の段階ー

三段の変化―精神についてー 最初はこの話です。※副題は自分でつけてます。 この話がとても比喩が利いていてとても好きです。 意味はわかるようなわからないようななんですが、 多分自分で解釈して腹落ちすると良いのかなと勝手に思っています。 さて表題です…

『ツァラトゥストラはこう言った』上 岩波文庫 解説

今回は『ツァラトゥストラはこう言った』上(岩波文庫)をやっていきます。 他の解説はどうしたと、ツッコミが飛んできそうですが、実は家の本棚を片付けて実家に送ってしまい、解説していた本があちらこちらにいってしまいました…orz なので、借りてくるこ…

丸谷才一『文章読本』「第二章 名文を読め」①

文章上達の秘訣はただ一つしかない その秘訣が「名文を読むこと」であるそうです。 著者からすると、これ以外は全て枝葉末節に過ぎず、最も肝心なことで、 且つ、日本の名だたる小説家も同じように思っている節があるらしいのです。 たとへば森鴎外は年少の…

丸谷才一『文章読本』著者紹介 ※文章を上手く書きたい人へ

文章が上手くなりたい! また、突拍子もなく始めます。 いつも文章が上手くなりたいな~と思っていたので、 今回はこれ。 丸谷才一という、東大の英文卒の方で、芥川賞・谷崎賞・読売文芸賞・野間文芸賞・川端賞などなどを受賞した日本を代表する小説家の一…

第Ⅰ章④

四つの心身統一法 では、前回に引き続き、心身統一法について解説していきます。 天風によると、そのポイントは四つになるそうです。 ①積極的精神の心得 一つ目はこれ。積極的精神の心得だそうです。 なんとなく、これまでと重複している気がしないでもない…

第Ⅰ章③

生命の力 さて、前の記事の6つの生命の力に関してですが、私は勘違いしていました。 「体力」・「胆力」・「判断力」・「断交力」・「精力」・「能力」をどう身に着けるか?ではなくて、まず天風の「心身統一法」を実践すると、これらが飛躍的に伸びていくそ…

第Ⅰ章②

人間の創り方=生命の正しい扱い方 では、人間の創り方とは何かというと、生命の正しい取り扱い方ともいえるそうです。 その要点は以下の三つになるそうです。 ①心と体が一丸とされたものが生命である以上、心と体の両方を自然法則に絶対にそむかせないよう…

第Ⅰ章①

幸福の条件=「人間を創ること」 では第Ⅰ章ですが、幸福の条件は人間を創ることだと、天風は断言しています。 じゃあ人間を創るってどういうことや!っというと、まずこんな例を挙げています。 「どうもオレはツイていない」「会社が面白くない」「いや血圧…

序章4

天風哲学の魅力 では、私なりに天風の思想について考えていきたいと思います。 天風曰く、 「人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しがなんだ。人間の本日であるところの魂(霊魂)というものを大事にしていない…

中島義道『哲学の教科書』 著者紹介

闘う哲学者 中島義道 ※著者に関しては、敬称略となっています。 世の哲学入門書は、哲学をあまりにも無害なもの・品行方正なもの・立派なものとして語り過ぎる。私の考えでは、哲学とはもう少し病気に近いもの、凶暴性・危険性・反社会性を濃厚に含み持つも…

中村修二『好きなことだけやればいい』 著者紹介

中村修二さんって知ってますか。 まだ前回のシリーズが全然終わっていませんが、新しく始めました。(まあ趣味でやってて、自分用アウトプットなんで、できるところからやります。その方が続くし。) さて、今回は中村修二さんです、みなさんご存じですかね…

序章3

天風先生の誕生 心身統一法を完成させた天風は36歳となり、いつしかその胸の病は消えていました。その後、孫文政権の政治顧問や東京実業貯蔵銀行の頭取などの会社重役を務め、実業界でも大きな活躍をしました。 この時点で天風は、世俗の欲望をすべて満た…

序章2

【中村天風の略歴】 では、中村天風はどういう略歴の人なのか、見ていきます。 本名は中村三郎、明治九年に生まれ、柳川藩主の血筋に生まれました。 ※柳川藩とは現在の福岡県 そこで、日清・日露戦争時には軍事探偵として、蒙古草原をさまよい、「人斬り天風…

岬龍一郎『中村天風 心を鍛える言葉』序章1

今回は中村天風本で書いていこうと思います。 私が中村天風に出会ったのは、某有名ブログの解説にあったのがきっかけですが、学問会、財界、政治家、ひいては最近はプロ野球の大谷選手も読んでいたとのことで、さらに興味を持ち読むようになりました。特に宇…