序章4
天風哲学の魅力
では、私なりに天風の思想について考えていきたいと思います。
天風曰く、
「人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しがなんだ。人間の本日であるところの魂(霊魂)というものを大事にしていないところに現代人の過ちがある。」
らしいです。天風は自身が、カリアッパの下で修業していた時に、「心」と「体」はあくまで、人間にとっては道具であり、「魂(霊魂)」が根本であることを教わったそうです。その魂とは「常に積極的」であることが大事だそうで、病気や不運に襲われても即座に跳ね返す力を持つことができるそうです。
「一度だけの人生だ。」 だから、いまこのときだけを考えろ。過去をおよばず、未来は知れず。死んでからあとのことは宗教に任せろ。
「欲はすてるなんてことは考えるな。欲があるから生き甲斐が生まれるのであり、その欲を満足させるところに楽しみはある。」
「義務で仕事をしていると思うな、義務だと苦労になるが、苦労を楽しみに変える方法を教えてやる」
そうです。是非教えて頂きたい。(切実)
私自身、読んでて思うのは「積極的」はとても大切だと思う一方で、その一歩の踏み出し方ですね~最近は割と直観で動いているので、いやだと思ったら一ミリもやっていませんが。
さて、私の話は良いとして、結果として何が言いたいかというと、天風は幸せになるためには、「人間を創ること」らしいです。
具体的な方法としては、
「どんな場合にも、尊く、正しく、楽しく、強く、人間らしく生きろ
とのことでした。なるほど、わかりません。
まあわかるためにこういうブログを書いているので、書き進めながらわかっていきたいと思います。
では、実際「人間を創る」とは、何か、次からようやくⅠ章になっていきます。